神戸市長田区の大正筋商店街でシャッターアートプロジェクトが進んでいる
神戸市長田区の商店街で、アートで地域を盛り上げようと、ユニークなプロジェクトが進められています。そのプロジェクトとは…。 約50の店舗が軒を連ねる神戸市長田区の「大正筋商店街」。その商店街で、今あるプロジェクトが進められています。アートで地域を盛り上げる「大正筋アートミュージアム」です。シャッターアートで商店街に彩りを与えようと13のお店のシャッターにアーティストが思い思いの絵を描きます。 アーティストの1人、松縄春香さん。松縄さんが担当するのは、創業67年の精肉店「肉の千鶴屋」のシャッターです。埼玉県出身の松縄さんは、東京の美術大学を卒業後、コンテンポラリーダンスについて学ぼうと4年前、ダンス教室の拠点がある長田区にやってきました。そこで出会ったアフリカ人のアラン・スナンジャさんと結婚し、家族3人で商店街の近くで暮らしています。今回、ホームページでプロジェクトを知り「地域を盛り上げたい」と応募しました。
大正筋商店街は阪神淡路大震災で8割が全焼 にぎわいは戻らず空き店舗が目立つ
1918年に設立した「大正筋商店街」は、阪神・淡路大震災でおよそ8割が全焼。震災からの復興を掲げ、再開発事業が進められてきましたが、震災前のにぎわいは戻らないまま空き店舗が目立ちます。 「商店街を一つの美術館にしたい」。プロジェクトを企画したのは、商店街で保育園やリハビリ施設などを運営している廣田恭祐さんです。シャッターに絵を描くアーティストは、プロアマ問わず募集し、35人の応募がありました。アートのテーマは「成長する商店街」。制作作業は8月上旬から始まり、すでに6作品が完成しています。 保育園のシャッターには「ジャングル・ラボ」という園の名前にぴったりの動物がかわいらしく描かれています。
長田区に引っ越してきた松縄さんはアフリカ人のアランさんと結婚
松縄さんは実際に存在しないものを表現する抽象画を描きます。ダンスや絵画などの制作活動のかたわら、子どもの面倒を見ながら、夫の出身地のアフリカ布を使った雑貨の制作や販売を行っています。長田の街にやってきて4年。シャッターアートでは、「エネルギッシュな絵」を描こうと考えています。夫のアラン・スナンジャさんも松縄さんが描く絵に期待を寄せています。
シャッターアートで商店街ににぎわいを
少しずつ松縄さんの描く絵が浮かび上がってきました。松縄さんが描くシャッターアート。そこに込められている思いとは…。まもなく完成する松縄さんのシャッターアートは、一体どんなものになるのでしょうか。松縄さんの絵は9月中に完成する予定です。
からの記事と詳細 ( アートで地域を盛り上げ 神戸市の商店街でシャッターアート（サンテレビ） - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
https://ift.tt/2XqVIcm
No comments:
Post a Comment