福島県富岡町で、震災と原発事故からの復興のため、地元産のワインを作ろうとぶどうの苗木を植える作業が行われました。
富岡町の海沿いの地区では、7年前から地元の有志で作る団体が津波で被害を受けた場所でワイン用のぶどうを栽培しています。
団体は、定期的に農作業のボランティアを呼びかけていて、2日は県内外からおよそ80人が参加し、2ヘクタールの畑でぶどうの苗木を植える作業を行いました。
参加者らは、団体のスタッフに手ほどきを受けながらドリルを使って地面に穴を開け、苗木の根を差し込むようにして植えていきました。
苗木は1日からの2日間でおよそ5000本が植えられたということです。
富岡町の出身で東京から親子4人で参加した40歳の男性は「東京で生まれ育った子どもたちが、取り組みを通して自分のふるさとに関わることはうれしい」と話していました。
ぶどう畑はJR常磐線富岡駅に隣接し、来年の夏にはワイナリーも完成する予定で、団体では町の新たな交流拠点とすることを目指しています。
取り組みを行っている「とみおかワインドメーヌ」の遠藤秀文さんは「毎回たくさんの人が参加してくれてコミュ二ティーが広がっていると感じる。新たな町の魅力を作り地域に貢献したい」と話していました。
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