大館市は、ことし秋ごろに完成するＪＲ大館駅の駅舎や、周辺の整備費用などを新年度の当初予算案に盛り込みました。
大館市の新年度の当初予算案は、一般会計の総額でおよそ３４７億６３００万円で、市長選挙を控えて骨格予算となったため、今年度より１億２４００万円あまり少なくなりました。
予算案には、ことし秋ごろに完成するＪＲ大館駅の駅舎の建設工事や、現在、仮の駅舎がある駅前ロータリーの整備などにあわせて１１億５６００万円あまりが盛り込まれました。
また、出産前後にかかる費用を助成する国の「出産育児一時金」が新年度から５０万円に引き上げられることにあわせて、５０万円を超えた場合に市が独自に助成する費用として、およそ２２０万円を計上しています。
このほか、国際貨物の輸送効率を向上させるため、通関手続きができる物流拠点の整備に向けた費用なども盛り込まれました。
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