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Wednesday, November 23, 2022

太宰府天満宮大改修へ 本殿124年ぶり 3年かけ - 読売新聞オンライン

 太宰府天満宮(福岡県太宰府市)は22日、2027年の式年大祭に向けて、本殿(国指定重要文化財)を大規模改修すると発表した。大改修は明治以来で124年ぶりとなる。23年5月に着工し、26年頃に完成する予定。改修中の約3年間は、本殿の前に「仮殿」を設けて神事を行い、参拝も受け付ける。

 27年は祭神の菅原道真公の没後1125年の節目で、それに合わせて大改修することにした。傷みが目立つ 檜皮葺ひわだぶ きの屋根や、漆塗りが施された内装などを修復し、防災工事も行う。

 改修中の本殿前に設ける仮殿の設計は、25年大阪・関西万博の「会場デザインプロデューサー」を務める建築家・藤本壮介さんの事務所が担当。鉄骨平屋建ての幅22メートル、奥行き15メートル、高さ8メートルで、緩やかに傾斜した屋根に草木を植えて、周辺の自然との一体感を持たせるという。23年2月に着工、同年5月の完成を予定している。22日に太宰府天満宮で開かれた記者会見で、藤本さんは「太宰府天満宮の伝統を現代につなげて未来へ受け渡していけるデザインを目指した」と話した。

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