
再開発事業が進む札幌市内の工事現場で、工期を短縮できる最新のクレーンの技術が報道関係者に公開されました。
札幌市北区のJR札幌駅に近い区画では、大手不動産会社などでつくる組合が再開発事業を進めていて、高層マンションやホテルが再来年の12月までに完成する予定です。
このうち、高さおよそ180メートルの高層マンションの建設工事では、大手ゼネコンの「大成建設」が開発した最新のクレーンの技術が初めて用いられています。
この技術は、建設中の建物の柱を利用してクレーン本体を高い位置に上昇させるもので、従来のように、クレーンを支える専用の柱を継ぎ足すなどの必要がないため、工期を短縮することができます。
会社によりますと、今回は使用する2台のクレーンのうち試験的に1台だけこの技術を導入していますが、2台とも導入すると骨組みの工期が2週間ほど短縮され全体の工期も月単位での短縮が見込めるということです。
大成建設札幌支店の島津幸二作業所長は「工期短縮によりコスト削減も見込めるので、今後運用にかかる費用を減らせるように検証していきたい」と話していました。
からの記事と詳細 ( 札幌の高層マンション建設現場に工期短縮できる最新クレーン|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp )
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