プロとして常に自分への"評価"と戦う川島。そのストレスを川島はどうコントロールしているのか【写真:アフロ】
GKを語る上で、「メンタル」はキーワードのひとつだ。
よく僕はメンタルが強いと言われるけど、いつからそんなふうに見られるようになったのだろうか。人並みに落ち込むことがある僕はそんなことを言われ、時に戸惑うこともある。
「永嗣さんはメンタルがハンパないから大丈夫でしょ」
そうチームメイトに言われることもあるから、そんなイメージがよほど強いのかもしれない。本当の僕はそれほどメンタルは強くない。落ちる時はとことん落ちるし、そんな弱い自分を情けなく思うことだってある。
確かに、昔といまではメンタルの持ち方は違うと感じているし、年齢と経験を重ねて、多少のストレスならあまり気にしない強さは身についているのかもしれない。
所属クラブがない“浪人時代”を経験しているのだから、「このくらいなら大丈夫」と思えることは以前に比べて増えていることは確かだ。
夢のためにエネルギーと情熱を使いたい
そもそもサッカー選手は、好きなことを職業にしているし、それに情熱を注げることができる素晴らしい職業だ。でも、その反面、毎日のようにストレスと向き合うことになる。練習がうまくいかず、日々勝負にさらされるストレス。明日、職を失うかもしれない。うまくいけば大きく評価されるし、自分が納得していても、大きく批判されることもある。
そんなストレスとも、昔とは違って上手に付き合えるようになっている。僕はとにかく余計なことは考えないようにしている。
とにかく自分がやるべきこと、やろうとすることに集中するように生活のスタイルも作っている。いまの時代は本当に情報が溢れているし、明日には違うことが正しいことになっている。だから、まずは自分の中の正解を突き詰めることに集中したい。
まずは練習に120%注ぐために、寝る時間、食事のタイミング、次の日に備えて身体を休めることを徹底している。最近は以前のようにお酒を飲みたいとも思わないし、特に遊びに出かけることはほとんどなくなった。
時に自分でも窮屈だなと感じることもあるけれど、すべてのエネルギーと情熱を、夢を実現するために使いたい。
気分転換は休みの日に家族で小旅行して違う街や文化に触れたりすること。訪ねてきてくれた友人と会っていろいろ話をすることも大きなリフレッシュになる。
だからといって、すべてをコントロールしようとしても、メンタル的な浮き沈みのすべてをコントロールできるわけではない。
2017-18シーズンもいろいろなことがあった。ようやくレギュラーをつかんだと思った9月、2試合目の試合のウォーミングアップ中に、内転筋をケガして、その試合に出られなくなってしまった。そして、その試合、チームはリーグ戦初勝利を飾った。
激しいレギュラー争いの中で、それまで連敗中だったチームが勝てば、またレギュラー争いは振り出しに戻される。そんな思いから、みんなと勝利を祝った後、次の日はそのタイミングでケガをしてしまった自分を責めに責めたし、一日中ヘコんでいた。
昔はそういう小さな変化や出来事にうまく対応できずに、引きずってしまったり、周りに当たり散らしてしまっていた。
でも、いまの僕はできるだけ、一日だけヘコんで「そんな時もある」で終わらせるようにしている。それを「メンタルが強い」と表現することができるのかもしれない。
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May 27, 2020 at 07:09PM
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メンタルの強さとは何か、を理解する 川島永嗣の特徴は「耐える心」の強さ - スポーツナビ
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