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Friday, September 15, 2023

富士山絶景スポットの交差点、観光客殺到で迷惑駐車も増加…富士 ... - 読売新聞オンライン

 富士山の絶景スポットとして観光客が殺到し、路上駐車などが問題となっていた山梨県富士吉田市下吉田地区の中心市街地付近に、駐車場やトイレなどを備えた「ポケットパーク」が新設されることが分かった。来年6月に完成する予定。市は、訪れた観光客が写真を撮るだけでなく、市の中心部に滞在することで経済効果を高められるよう、周辺整備にもかじを切っている。(高村真登)

 ポケットパークは敷地面積約1200平方メートルで、車27台が駐車できる。1時間100円で以後30分ごとに50円ずつ加算される。景観に合う木造のトイレやベンチ、水くみ場も入る。工事は既に始まっており、来年6月に完成する予定だ。

 ポケットパークができる場所は、富士急行線下吉田駅から徒歩5分。近くにはレトロな街並みの奥にそびえる富士山が写真に映えるとしてSNSで話題となり、人気となった撮影スポット「本町2丁目交差点」がある。

 この交差点付近には、多い日には観光客ら約2000人が訪れる。路上にはみ出して撮影する観光客もおり、市は警備員を配置したほか、横断歩道に立ち止まって撮影する行為などへ注意喚起する看板を富士吉田署とともに設置した。

 交差点に観光客が殺到する中、危険な撮影以外に問題となったのが、近隣の路上および空き地への無断駐車やトイレ不足だった。

 観光客や近隣住民から不満の声が出ており、市は観光地としての質の向上を目指しつつ、住民へも配慮するため、トイレと駐車場を備えたポケットパークを新設することにした。ポケットパークを利用した観光客らが商店街に滞在し、買い物などをする効果も狙う。

 このほか、今年6月には、行政よりもスピード感を持ち、市街地を活性化させるなどの目的で地域商社「ふじよしだまちづくり公社」を設立した。ふるさと納税で集めた3億円の基金を使い、下吉田地区から北口本宮冨士浅間神社までの「富士みち」と呼ばれる通り付近の空き店舗などで新規事業を行う法人や個人を支援するためで、今年度は空き店舗調査を行っている。

 市幹部は「中心市街地への観光客増加は好機で、いかに長時間滞在してもらい、通過型の観光地を脱却できるかが課題だ。『稼げる街』の創出に力を入れていきたい」と話している。

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