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Sunday, September 12, 2021

被災地支援の酒、仕込み開始 福島県会津坂下町〔地域〕 - 時事通信ニュース

2021年09月13日10時05分

被災地支援の日本酒造りで仕込み作業を行う曙酒造と会津信用金庫の職員=11日、福島県会津坂下町

被災地支援の日本酒造りで仕込み作業を行う曙酒造と会津信用金庫の職員=11日、福島県会津坂下町

 東日本大震災や台風などの被災地支援のため、47都道府県211地域のコメを使った酒造りの仕込み作業が、福島県会津坂下町の曙酒造で行われた。
 全国249の信用金庫が協賛。例年は各地の信金職員が参加していたが、今年は新型コロナウイルス感染を防止するため、曙酒造と会津信金の職員らが各信金の法被を羽織ってタンク内の水やもろみなどをかき回す作業を行った。
 造るのは、純米大吟醸の「佳酔(かすい)」「爽酔(そうすい)」と、最後の仕込み作業で水の代わりに昨年製造した酒「絆舞」を入れて完成する貴醸酒「極酔(ごくすい)」の3種類。500ミリリットル瓶をそれぞれ3000本用意し、1本の売り上げに付き100円を東日本大震災などの被災地に寄付する。
 曙酒造の鈴木孝市社長(37)は「全国の特別なコメを使い、コロナ禍でも支援を続けたい。しっかりと気持ちを込めて酒造りに励み、全国の皆さんに届けたい」と語った。

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