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Sunday, February 19, 2023

新市民サッカー場の名称、「金沢スタジアム」に ツエーゲン本拠地、9月 ... - 北國新聞デジタル

新サッカー場の完成イメージ(金沢市提供)

新サッカー場の完成イメージ(金沢市提供)

 金沢市は、同市磯部町で整備中の新たな市民サッカー場の名称を「金沢スタジアム」とする方針を固めた。2024年シーズンからはJ2・ツエーゲン金沢の本拠地となる予定で、北陸初のフットボール専用スタジアムとして全国に金沢の名を発信する。今年9月末に完成する見通しで、市は3月1日開会の市議会3月定例会に名称決定に伴う条例改正案を提出する。

 金沢市が石川県や市サッカー協会、ツエーゲン金沢の意見を参考に検討を重ね、シンプルで分かりやすい名称とした。市関係者によると、他地域Jリーグチームの本拠地となるサッカー場も名称に「スタジアム」と付いているケースが多いという。

 新サッカー場は金沢城北市民運動公園内に移転、新築される。地上4階建て、延べ床面積1万9千平方メートルで、収容人数は1万人。事業費は79億8千万円となる。9月の工事完了後、来年1~2月ごろの利用開始を目指す。

 ツエーゲン金沢の現在のホームスタジアムである石川県西部緑地公園陸上競技場(金沢市)は400メートルトラックなどがあり、スタンド最前列とグラウンドが30~40メートル離れている。一方、新サッカー場は最短約7メートルの距離で選手のプレーを見ることができるほか、スタンドが屋根付きのため天候を心配せず観戦できる。

 金沢市は今年度、サッカー場の愛称に関する命名権(ネーミングライツ)のスポンサー募集の可能性を探る調査も進めている。

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