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Saturday, July 10, 2021

京都の祇園祭 山や鉾組み立てる「山鉾建て」2年ぶりに始まる|NHK 関西のニュース - nhk.or.jp

京都の夏を彩る祇園祭で、山や鉾を組み立てる「山鉾建て」が2年ぶりに10日から始まりました。

ことしの祇園祭は、新型コロナウイルスの影響で、最大の見どころの「山鉾巡行」は、去年に引き続き中止されますが、山や鉾を組み立てる「山鉾建て」は、2年ぶりに10日から行われます。
10日は、4つの鉾で行われ、このうち「長刀(なぎなた)鉾」では、およそ20人の職人たちがくぎを使わずに縄で縛って木材を固定する「縄がらみ」という伝統的な手法で、鉾を組み立てました。
このあと、「真木(しんぎ)」と呼ばれる中心になる柱を立て、豪華な懸装品(けそうひん)の飾りつけなどが行われ、12日の昼には、高さおよそ25メートル、重さおよそ7トンの巨大な鉾が完成する予定です。
長刀鉾保存会の井上俊郎代表理事は「去年は鉾が建たず、さみしい気持ちでした。みんなの2年分の思いがきょうの鉾建てに伝わっています。コロナが早く収束するよう願っています」と話していました。
ことしの「山鉾建て」は、34のうち17の保存会で実施される予定ですが、祇園祭山鉾連合会では技術継承のためとして、観覧は控えるよう呼びかけています。

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