石川県珠洲市の神社で、去年6月に起きた震度6弱の揺れを観測した地震で倒壊した鳥居が、6日、新しく建て直されました。
珠洲市の中心市街地にある春日神社は、去年6月に起きた震度6弱の地震で境内の入り口に建っていた鳥居が倒れ、6月から修復工事が行われていました。
6日は朝から地元の石材店の社員などがクレーンを使って、みかげ石で造られた高さ約6メートルの鳥居を組み上げる作業を行い、6時間余をかけて建て直しました。
神社では、復旧工事のため氏子に寄付をお願いしたり、3か月間かけてクラウドファンディングを行ったりして、資金を集めました。
新しい鳥居は、基礎部分に鉄筋を入れ、コンクリートで固めることで、耐震性を高めているということです。
当初は、6月末に完成する予定でしたが、ことし5月の震度6強の地震で参道の石がずれるなどしたため、完成が1週間ほど遅れました。
春日神社の葛原秀史宮司は、「寄付をしてくれた皆さんに深く感謝します。多くの人の思いが詰まった鳥居ですので、ぜひ祭りの際には見に来てもらいたい」と話していました。
神社では、7月20日の「飯田燈籠山祭り」にあわせて、鳥居完成の神事を行う予定です。
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