岩手県大船渡市では、子どもたちに震災に向き合うきっかけにしてもらおうと、先月完成した防潮堤を地元の子どもたちが色鮮やかなタイルで彩るイベントが開かれました。
イベントが開かれたのは大船渡市の中心部に先月、完成した高さ7.5メートル、長さ1.2キロほどの防潮堤です。
11日は、地元の小学生などおよそ40人が参加して、防潮堤のうち630メートル余りの長さを色鮮やかなタイルで彩りました。
子どもたちは海の水がはねている様子をイメージしながら、手のひらサイズほどのタイルを1枚1枚防潮堤に貼り付けていきました。
防潮堤のアートはことしの5月上旬に完成する予定だということです。
参加した小学3年生の女の子は「タイル貼りの作業は楽しかったです。防潮堤は私たちを守ってくれるものだとあらためて思いました」と話していました。
このプロジェクトの企画した前川十之朗さんは「震災を経験していない子どもたちに、まずは楽しみながら震災のことを知ってもらいたいです。そして、防潮堤を過信しすぎないで、避難することの大切さも伝えていきたいです」と話していました。
からの記事と詳細 ( 防潮堤にアート 子どもたちが色鮮やかなタイルで創作 大船渡|NHK ... - nhk.or.jp )
https://ift.tt/DXAT4cx
No comments:
Post a Comment