地元の産業や食文化への関心を深めようと、長岡市の高校生が、自分たちで収穫したブドウを使ったワイン造りに挑戦しています。
県立長岡農業高校では、３年前から授業の一環として、長岡市栃尾地域の農園と協力して生徒がワイン造りを行っています。
９月２日は３年生１８人が仕込みを行い、はじめに生徒が農園で収穫したおよそ８０キロのブドウの実を房から丁寧に取り分けました。
今回使われたブドウは「ケルナー」という品種で、生徒たちは実のみずみずしさを感じながら手で細かく潰したあと、専用のタンクに移しブドウ糖や酵母を加えていました。
高校によりますと、このあと発酵の過程をへて、ワインは今月中にも完成するということです。
体験した生徒の１人は「農園でブドウを育てる作業の手伝いから、きょうの仕込みまでやってきて完成が楽しみです。地元のものを使えるのは光栄ですし、きちんと作ろうというやりがいにつながります」と話していました。
また別の生徒は「初めてのワイン造りは楽しかったです。自分たちで味見はできませんが、農園の人や先生など関わった人に、おいしく味わってもらえるワインになったらいいと思います」と話していました。
からの記事と詳細 ( 農業高校生がワイン造りに挑戦 地元産のブドウで 長岡｜NHK 新潟県のニュース - nhk.or.jp )
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