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Thursday, September 1, 2022

泊共和線新設完了へ 小樽建管が23年度に舗装など12億円 - 北海道建設新聞

 小樽建管は、道道泊共和線新設で最終年度となる2023年度の事業費に12億円をみている。道路改良200mや舗装2600mを予定。トンネルと橋梁は22年度で全て完成する見込みで、名称を正式決定した。10年目を迎えた一大プロジェクトは、事業完了と供用開始に向け着実に歩みを進めている。


 泊共和線は、北海道電力泊発電所周辺の自然・原子力災害発生時に道路寸断などを解消する避難路として13年度に事業着手した。泊村茅沼村の229号交点を起点に共和町国富の5号交点までを結ぶ。新設延長16.1km、幅員8mで、総事業費は334億円。4月1日時点の進捗率は89%となっている。

 主要構造物のトンネル5本と橋梁9基を命名。トンネルは起点側から茅沼、渋井、宮丘、水松沢、国富大山とする。橋梁は、延長230mで最長の仮称・茅沼1号橋を茶津大橋と名付けた。

 22年度は多年度債3年目の茅沼、渋井トンネルが7月19日に完成。同じく多年度債3年目となる茶津大橋新設上部の23年1月完成を目指すほか、道路やトンネルの舗装に取り組んでいる。

 23年度は道路改良や舗装のほか、茶津大橋橋面、トンネル通信機器や標識の設置などを予定する。

 供用開始時期は検討中。泊共和線終点からは、建設中の後志自動車道に設置予定の仮称・共和北ICとをつなぐアクセス道路の整備を目指していて、物流効率化や周遊観光の促進も期待される。


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