オホーツク文化の独特な文様の土器をつくる体験講座が網走市のモヨロ貝塚館で開かれました。
体験講座は、モヨロ貝塚で出土したオホーツク式土器について学ぶことで貝塚や当時の暮らしへの関心を深めてもらおうと開かれ親子連れなどが参加しました。
参加した人たちは、はじめに学芸員からオホーツク式土器の特徴として表面に糸状の粘土で飾りが施されたり刻み模様などが入ったりしていると説明を受けました。
このあと参加者は土器づくりを体験し、土器の側面を作る初めの工程では苦労していましたが形を作ったあとは土器の表面に独特のきれいな文様を描いていました。
土器は乾燥などを経て1か月半ほどで完成するということです。
参加した小学3年生の女の子は「粘土をいっぱい積み重ねて大きさや形を整えるのが難しかったです。模様をつけるのは楽しかったです」と話していました。
主催者の網走市立郷土博物館学芸員の梅田広大さんは「1300年ほど前の網走に住んでいたモヨロ人の暮らしの様子を土器作りを通じて知ってもらいました。みなさん初めてでしたが講師も驚くくらい大変上手に作ってくれました」と話していました。
からの記事と詳細 ( 親子連れなどがオホーツク式土器づくり体験 網走モヨロ貝塚館|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp )
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