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Thursday, January 20, 2022

有名デザイナーがロボット専用ドレスの狙い “ならでは”の苦労も - www.fnn.jp

ビジネス

世界的デザイナーが、ロボットのドレスアップを手がけた。

新作衣装のお披露目に登場した、世界的ファッションデザイナー・桂由美さん。

登場した「LOVOT」は、巣ごもり需要を追い風に、新型コロナ前と比べ、販売台数がおよそ11倍に急増するパートナーロボット。

身に着けているドレスやタキシードが、ユミカツラ初となるロボット専用ウェア。

真っ白なドレスは、ブランドを代表するバラの花びらのデザインで、美しいラインを再現。

ユミカツラインターナショナル アクセサリーデザイナー・藤原綾子さん「人間と同じように考えているので、胸元をきれいに、V字になるような花の置き方にこだわった」

さらに、花をモチーフにしたカラフルなドレスや男女合わせたコーディネートをかなえるタキシードスタイルを合わせた3種類を販売するほか、数種類のドレスが、店内に特別展示される。

期間限定、完全受注での提供となるこだわりのウェア。

完成するまでには、人ではなく、ロボット専用ならではの苦労もあった。

GROOVE X代表取締役社長・林要さん「自動運転の技術を使うため、目が足元にもついている。(デザイン以外に)テクノロジーへの理解が同時に求められる意味で非常に難易度が高かった」

ユミカツラインターナショナル アクセサリーデザイナー・藤原綾子さん「機能的なことからの制限でのデザイン。花びらだったら花びらのラインでいくし、チュールのフラワーがたくさん入っているフローラであれば、花のとばし方でドレスと同じように見せる。うまいこといきましたね」

ホイールの動きやセンサーの位置など、ロボットの機能性を邪魔せずに美しいシルエットを追求するのは難しく、普段のデザインと大きく異なるものだった。

そんな困難を乗り越えて作り上げた、新しいドレス。

今回のコラボは、ブランドが世代を超えて、若い世代にも浸透するきっかけになりうると期待している。

ユミカツラインターナショナル 代表取締役社長・桂由美さん「結婚まで至ってない年代の人でも、幅広い人がLOVOTを見ている。わたしの結婚式はこういうふうにやろうと想像したり、LOVOTがいなかったら、わたしたちそういう時間を持てなかったので一番大きな功績だと思う。(コロナで)不安なときに、一番必要なことは、人と人が力を合わせること。普段考えられないようなコラボ、そういうことによって、自分の世界が広がる」

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からの記事と詳細 ( 有名デザイナーがロボット専用ドレスの狙い “ならでは”の苦労も - www.fnn.jp )
https://www.fnn.jp/articles/-/302673

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