
「認知症になった」 もし、友達や同僚に そう打ち明けられたら、 あなたはどうしますか? 親しい人が苦しんでいる時、 私たちはつい、 何かをしてあげたくなるものです。 以前、認知症と診断された方から こんな話を聞きました。 「友人に打ち明けたら、認知症予防のプリントを持ってこられたり、一緒に勉強会に行かないかと誘われたりした。 申し訳ないけれど、ストレスだった」 認知症の診断がなされると、 医師や福祉職の方々から 新たな生活へのサポートを提案されることがほとんどです。 気の置けない友人にまで、 同じような対応をされたら、 息が詰まってしまいます。 じゃあ私たちに何ができるのか。 それはご本人と、 今までと変わらない付き合いを続けることだと、私は思います。 認知症になると、 御本人の心情にも人間関係にも めまぐるしい変化が起こりがちです。 その変化のなかで 変わらない関係を続けようとしてくれる人の存在は、 どんなに心強いでしょうか。 特別になにかをしようとしなくとも。 そのままのあなたに、 かけがえのない価値があるのです。 《高橋恵子さんの体験をもとにした作品ですが、個人情報への配慮から、登場人物の名前などは変えてあります。》
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