
「どぶろく特区」に認定されている村山市で、どぶろくの仕込みが始まりました。
村山市は、農家や民宿なども、どぶろくを造ることができる「どぶろく特区」として平成16年に認定され、それ以来、市内の農家などが、どぶろくの製造・販売に取り組んでいます。
村山市大久保の農家、小玉雄一さん(72)の工房では、小玉さん自身が栽培した酒米を使った、どぶろくの仕込みを22日から始めました。
小玉さんは、工房のスタッフと2人がかりで、酒米およそ40キロを2回に分けて、こうじや酵母が入ったタンクに入れたあと、およそ40リットルの湧き水を加え、「かい」と呼ばれる棒状の木の道具でかき混ぜていきました。
どぶろく作りには、酒にするとフルーティーな味わいが特徴の「雪女神」という品種の酒米を、今回初めて使ったということで、仕込んだ「どぶろく」は、冷蔵庫の中で温度管理をしながら発酵と熟成をさせ、来月24日ごろに完成する見込みだということです。
小玉さんは「何も足さない、何も引かない、おいしいどぶろくを作りたい。コクがあって、飲みやすく、香りがいいのができれば」と話していました。
小玉さんの工房のどぶろくは、来月27日から、市内の道の駅や県内のスーパーで販売されます。
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