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Tuesday, September 14, 2021

PS5のM.2 SSD拡張アップデートは9月15日配信。TVで3Dオーディオ、リモートプレイも改善 - Engadget日本版

kesanakhir.blogspot.com
PS5

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ソニーはかねてからベータテストを実施してきたPlayStation 5の大型ソフトウェアアップデートを9月15日(水)から配信します。

目玉機能は、ついに市販のM.2 SSDを追加してストレージを拡張できること。また従来はヘッドホンでしか体験できなかった3Dオーディオを、テレビの内蔵スピーカーでも再現できるようになります。

このほかコントロールセンターのカスタマイズやゲームベースの改善、トロフィー周り、ソーシャル系など、UXの全般的な使い勝手向上も多数。

さらにモバイルアプリのPS Remote Playがモバイルデータ通信を使ったプレイに対応、PS Appでフレンドが遊んでいるPS5の画面配信を視聴してチャットできるシェアスクリーン対応など、スマホ連携も同時期にアップデートします。

PS5

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ついにM.2 SSD拡張が解禁

PS5の最大の強みは、超高速な内蔵SSDでゲームのロードが一瞬になったり、従来では不可能だったゲームデザインまでが可能になること。

しかし基板に直付けの高速フラッシュメモリや専用のハードウェアを使って実現しただけあって、容量は額面で825GB、ユーザーが使える空き領域は667GB程度のみ。100GB超も増えてきた最近の大型タイトルをインストールしているとすぐに容量がいっぱいになり、消してはダウンロードしたり、外付けの低速なUSBストレージに一時的に退避するといったやりくりが必要でした。

今回のアップデート後は、PC用に市販されているM.2 SSDをユーザーが自分で組み込むことで、容量を最大4TBまで拡張できるようになります。

PS5で使えるのは、PC用でも特に高速な転送速度5500MB/秒、PCIe Gen4x4 NVMe 接続のSSD。また熱対策のヒートシンクも必須とされていることから、PS5側のM.2 SSDスロットに収まる物理形状であるかどうかを確認する必要もあります。

PS5に利用できるM.2 SSDの要件

物理的サイズはヒートシンクを含めた幅が25mmまで、長さが110mmまで、高さ11.25mmまで

PCのパーツ交換などをしたことがない、規格に明るくない場合、まず何を手に入れれば良いのか途方に暮れそうな記号や数字が並びますが、すでにSSDのメーカーや販売店側で「PS5動作確認済み」や「PS5に使うならこれ!」とアピールしているため、そのあたりを買っておけば間違いありません。

SSD追加についての詳細はこちら。

PS5、M.2 SSD増設のベータテスト開始。5500MB/秒以上、ヒートシンク必須、物理形状など要件公表

なおヒートシンクは有無を電気的に確認できるわけではないため、放熱に優れたSSDならば装着しなくても一応は利用可能ですが、熱で落ちたり壊れないとしても性能が低下するため、適当なサイズのものをちゃんと着けるか、装着済みのセット品を買うのが無難です。

PS5

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テレビの内蔵スピーカーで3Dオーディオ対応

3Dオーディオは、高速ストレージと並ぶPS5の売り。しかし従来はヘッドホンを使った場合しか対応できませんでした。

アップデート後は、一般的なテレビのステレオスピーカーでも、擬似的に音の高さの感覚を伝える3Dオーディオが体験できるようになります。

PS5の3Dオーディオは、ゲーム内のキャラクターや物体などが出す音を三次元空間に配置して、どの方向からどの音がするのか伝える技術。

実際に天井や背後にスピーカーを配置しなくても、一般的な「バーチャルサラウンド」と同じ方式※を使い音を加工することで、ステレオの一般的なヘッドホンでも擬似的に音の高さなどを感じることができます。

(※ 耳や頭部の形状、音の吸収や反射をモデル化した「頭部伝達関数」HRFを通して音を加工することで、人間の脳を騙す方式。頭や耳の形、聴覚特性は人によって大きく変わるため、PS5は3Dオーディオのオプションで複数のタイプからもっとも自然な聞こえ方を選ぶキャリブレーションを用意しています。)

今回のアップデートでは、このバーチャル3Dオーディオがヘッドホンだけでなく一般的なテレビのステレオスピーカーに対応します。部屋によって違う音の響き方・聞こえ方を測定するため、PS5のDualSenseコントローラのマイクを使いキャリブレーションすることで、より高い効果を実現する仕組みです。

リモートプレイがモバイルデータ対応・PS Appでシェア画面視聴

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PS3 / PSP の時代からソニー自慢の技術だったリモートプレイもアップデートします。iOS / AndroidのPS Remote Play アプリで、WiFi 接続だけでなくモバイルデータ通信でのプレイができるようになりました。

かつてモバイルデータ通信の規格が古く帯域も細く、通信量も高かった時代にはWiFi 限定の意味がありましたが、いまや高速で大容量な4G や 5Gで、高解像度の動画配信を当たり前のように観る時代です。

またリモートプレイアプリとは別の、スマホ版のPS的な「PS App」でフレンドのシェアスクリーンを視聴できるようになります。

要はゲーム動画配信ですが、特にサービス連携や公開設定などを気にせず、配信元がPS5、視聴する側はスマホアプリさえあれば、チャットしつつゲームプレイ配信を観られるようになります。こちらは9月23日のアプリアップデート後の対応です。

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PS5™システムソフトウェアアップデートを明日9月15日配信! – PlayStation.Blog 日本語

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