
長崎大学は最も危険度の高い病原体を扱う「BSLー4施設」が30日坂本キャンパス内に完成すると発表した。建設に反対する周辺住民らは稼働の差し止めを求めて長崎地裁に提訴する方針。
エボラウイルスなど最も危険度の高い病原体を扱う「BSLー4施設」が30日長崎大学坂本キャンパス内に完成する。鉄骨鉄筋コンクリート造5階建てで工事費用は約75億円。病原体を扱う実験室やシャワー室などが設けられていて、大学は「今年度中に研究設備や機材の搬入を終えたい」としている。将来的には病原体の解析から感染のメカニズムの解明、ワクチン、治療薬の開発なども行う予定。ただ、施設の本格稼働は、厚生労働大臣から指定を受けた後になり、時期はわかっていない。一方、建設に反対する地元住民は、住民合意が得られていない、安全性が立証されていないなどとして抗議の意思を表明した。早ければ8月にも施設の稼働差し止めを求めて長崎地裁に提訴する方針。
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