国際的に活躍する画家でイラストレーターの黒田征太郎さん(82)=北九州市門司区在住=が昨夏、アトリエをJR門司港駅前から近くの海岸沿いの建物に移転させた。アトリエの外壁には黒田さん特有のユニークでカラフルなペンキ画が描かれ、港湾関係の庁舎が並ぶ通りでひときわ異彩を放つ。「この場所で、街や人をつなぐような何かをやってみたい」。新天地から、門司港に新しい風を起こそうとしている。
新しいアトリエは門司港駅の西側にあり、関門海峡ミュージアムのすぐそばに位置する。かつては診療所として使われていたという2階建ての殺風景なコンクリートの建物を借り、「通りがさみしいから」と、この1年で蛍光色の色鮮やかな絵を次々と描いていった。アトリエ前で商店を営む田代美奈子さん(76)は「一帯がぱあっと明るくなった。ときどき壁に新しい絵が増えるので楽しみにしてるんです」と顔をほころばせる。...
からの記事と詳細 ( 黒田征太郎さん「何かやりたい」 門司港の海岸沿いにアトリエ移転 - 西日本新聞 )
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