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Monday, December 28, 2020

アイヌ衣類など素材に迫る特別展|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp

胆振の白老町のウポポイにある国立博物館で、アイヌの衣服などの素材や技に焦点を当てた特別展が開かれて。

ウポポイの中核施設、国立アイヌ民族博物館で行われている特別展は、木材や金属、布など6つの素材をテーマにアイヌの衣服や工芸品など80点が展示されています。
このうち、「アットゥシ」と呼ばれる樹皮でできた衣服は、X線CT装置で分析した素材の内部の画像が紹介されているほか、布を重ね、刺しゅうを施してアイヌ文様が完成する過程が分かります。
また「ござ」は、材料の植物を赤や黒など色鮮やかに染める技術を再現しています。
国立アイヌ民族博物館の佐々木史郎館長は「分析装置などを使って、アイヌの人たちが大切にしてきた宝物を改めて見直してみようという試みです。これから分析結果も蓄積されるので順次公開していきたい」と話していました。
この特別展は、展示品を換えながら来年5月23日まで国立アイヌ民族博物館の特別展示室で開かれます。

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