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Wednesday, August 30, 2023

復興進める双葉町 復興拠点の避難指示解除から一年 24社が企業進出 ... - 福島テレビ

全町避難を余儀なくされた双葉町復興拠点の避難指示が解除されてから8月30日で1年。様々な課題もあるが、まちづくりを進め住民の帰還を目指している。

2022年の8月30日、11年余りという長い年月を経て、復興拠点の避難指示が解除となった。解除エリアは町全体の10分の1の約555ヘクタール。復興の第一歩を踏み出した。あれから1年・・・

福島テレビ・安齋遥介記者:「双葉駅西側の公営住宅には現在も30世帯以上の人が生活を送っています。住宅の建設はさらに進められていて、来年の春にすべて完成する予定です」

町内では現在、移住者も含め68世帯86人の住民が生活している。双葉町結ぶ会の島美紀さんは「双葉町が少しずつこう形になってきてるような感じは受け止めてますね」と話す。

企業の誘致も進んでいて町内には、県内外から24社が進出した。
岐阜県から進出した『浅野撚糸』。2023年4月特許技術を持つ糸とタオルの製造と販売を行う工場をオープンさせた。いわき市出身の新入社員、塙瑞基さん。「このタオルの品質の良さが定着しつつあるなって感じで、やりがいっていうものを実感じています。この4カ月で」と話す。双葉町で働き、復興に関われることにやりがいを感じている。町に住むことを望んでいるが、現在、生活しているのは南相馬市だ。移り住むためには、課題があると感じている。

浅野撚糸・塙瑞基さん:「コンビニだったりっていうのは、出来始めて入るんですけども、スーパーであったり生活するためのライフラインが揃っていないところもありますので、住みづらさはあるかなって思っております」

現在かつての町民の6000人以上が町外で暮らしている。帰還には塙さんが感じているような課題を解消する必要がある。復興への歩みを進めながらも道半ばの双葉町。町は2030年ごろの居住人口を2000人まで増やすことを目指しまちづくりを進めている。

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