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Saturday, July 11, 2020

投資のプロにとって「カン」とは何か? 伝説のファンドマネジャーから学ぶ投資の思考(LIMO) - Yahoo!ニュース

 新型コロナウイルス感染症の流行は世界経済に大きな打撃を与え、今後の日本経済の先行きも混迷を極めるであろうことが予測されます。しかし、公開株式などへの投資は「ギャンブル」とはちょっと違います。市場経済には、ギャンブルにおける「胴元」がいないからです。また、同じ理由から、経済が発展して規模が大きくなるに連れて、我々に還元されるものも基本的には大きくなります。 この記事の写真を見る  ただし、当然ながら、今が「買い」なのか、それとも「売り」なのか、あるいは「動いてはいけない」のかという判断は常に求められます。ギャンブルではありませんが、ある意味で、投資家も勝負の世界で生きていると言っても過言ではありません。  この記事では、アナリストとして18年、ファンドマネジャーとして23年という「業界としては異例なほどの長期間」にわたって運用の最前線を走り、その後もアドバイザーとして17年以上を過ごしたスペシャリストである山下裕士氏の著書『伝説のファンドマネジャーが見た日本株式投資100年史』(クロスメディア・パブリッシング)をもとに、著者の過去の経験なども交えつつ、投資における「カン」とはどんなものなのか、その正体を解説してもらいました。

父の教えと初めての株式投資

 私は1960年に大阪屋證券株式會社(現在の岩井コスモ証券株式会社)に入社しました。当時、父の「証券会社に入ったからには、相場を経験したほうがいい」とのアドバイスを受け、20万円を借りました。これは現在では300万円ほどに相当します。  これを元手に関西の南海電鉄、日本コンデンサ工業(現在のニチコン)などの株を買い、株取引を始めました。当時は「岩戸景気」の真っ只中で、自分が買った株はほとんど値上がりしていました。独身で20代前半であった私は、儲けはすべて小遣いにし、遊ぶのに忙しかったくらいです。  しかし、その2年後に東京に転勤になったあたりから、下げ相場が続きました。この下げ相場に乗じて私は信用取引の空売り(手元に持っていない株式を信用取引すること)を始めました。しかし、その後も国際情勢の影響を受けて日本株は下落し続けました。

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July 09, 2020 at 08:11AM
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