物流施設でドローンを使った輸送実験をする施設「板橋ドローンフィールド」が9月、東京都板橋区内に完成する。都市型のドローン輸送や災害時の支援物資輸送などさまざまな実験で、ドローンの活用方法を探る。
施設は、三井不動産と日鉄興和不動産が同区舟渡に建設中の都内最大級の物流施設「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」敷地内に併設する。同不動産によると、物流施設併設型のドローン実験場は都内初という。
施設北側の新河岸川沿いの屋外敷地に、ドローン飛行用の「地上走行ゾーン」「バルコニー飛行ゾーン」などさまざまな実験フィールドを設置。施設監修はドローンの業界団体「日本UAS産業振興協議会」とドローン関連のシステム開発会社「ブルーイノベーション」が担う。
今後は大学や研究機関、公的機関と連携し、災害時の物資輸送や、物流業界の運転手不足が深刻化する「2024年問題」への対応を目指すという。(長竹祐子)
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