広島市の新しいサッカースタジアムが１２月、完成するのを前に、サンフレッチェ広島と、サンフレッチェ広島レジーナの選手たちが新たに敷かれた天然の芝生に足を踏み入れ、フィールドの感触を確かめました。
広島市中区で建設が進む新しいサッカースタジアムを訪れたのは、本拠地を移すサンフレッチェ広島とサンフレッチェ広島レジーナの選手や関係者ら１１人です。
２９日、天然の芝生が敷かれたフィールドが公開され、スキッベ監督や両チームのキャプテンらが足を踏み入れたり、手で触ったりして芝生の感触を確かめました。
新しいスタジアムは芝生を生育しやすいよう日当たりや風通しがよい設計で、芝生は現在の本拠地のエディオンスタジアム広島で使われているものと同じ品種が選ばれたということです。
サンフレッチェ広島のスキッベ監督は「新しい芝という感触がした。芝がなじむころには自分たちもここで素晴らしいサッカーができると思う」と話していました。
荒木隼人選手は「今の本拠地でもプレーしやすい芝の状態を保ってもらっているので、それが継続することは強みになると思う」と話していました。
サンフレッチェ広島レジーナの左山桃子選手は「思ったよりフィールドが客席と近く、お客さんと喜びを分かち合えると思うとワクワクする」と話していました。
新しいスタジアムは、１２月２８日に完成し、来年２月に開業する予定です。
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