和歌山県南部の北山村でこの村の原産で、この地域だけに自生するかんきつ類「じゃばら」をジュースやジャムなどに加工する新たな施設が完成し式典が行われました。
北山村原産の「じゃばら」は、まろやかな酸味やほのかな苦みが特徴のこの地域ならではのかんきつ類で、村では毎年およそ100トンの果実をジュースやジャムなどに加工し全国に出荷しています。
しかし、これまで、缶やペットボトル詰めの加工品は村内でつくることができなかったことからおよそ10億円をかけて村が新たな加工施設の建設を進めてきました。
4日は完成を祝う神事のあと、関係者およそ100人が集まり落成式が行われました。
この中で、山口賢二 村長は、「この施設が村民の幸せに寄与できるよう、がんばっていきたい」とあいさつしていました。
新たな施設は、じゃばらの収穫が始まる、今月10日に稼働し、果実を飲料に加工してペットボトルに詰める作業などを始めます。
施設を運営する村の全額出資の会社「じゃばらいず北山」の池上輝幸 代表は、「いままで外注していた作業もこの工場ででき、お客様のニーズに応えやすくなった。より品質の高い商品開発に取り組みたい」と意気込んでいました。
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