倉吉市で建設が進む県立美術館について、地元で機運を高めようと５日、館内の見学ツアーなどのイベントが行われました。
この「県立美術館５００日前プレイベント」は、倉吉市で建設が進む県立美術館のオープンまでおよそ５００日になるのにあわせて、県などが企画しました。
この中であいさつした平井知事は、正式にオープンする日について、再来年の３月３０日に決まったことを発表しました。
このあと建設中の美術館内を見学するツアーが行われ、参加者たちは展示スペースや廊下などを見て回りました。
県立美術館は今後、内装工事を行うため建物が完成する来年３月末まで入れなくなるということで、参加者たちは完成した姿に思いを巡らすなどしていました。
鳥取市から訪れた８歳の女の子は「ふだんは見られないものがいろいろ見ることができとても楽しかった。鉄骨や景色などの写真を撮りました。オープンしたら来てみて遊んでみたい」と話していました。
県教育委員会美術館整備局の梅田雅彦局長は「県民に広く開かれた美術館にしたい。開館後も多くの人に来てもらい、アートに触れる場所として親しんでもらえれば」と話していました。
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