2025年大阪・関西万博に出展するカナダのローリー・ピーターズ政府代表らが14日、大阪市役所を訪れ、高橋徹副市長と、資材高騰などで準備の遅れが懸念されている海外パビリオンについて意見交換した。
ピーターズ政府代表は、パビリオン建設について「予算が限られ、スケジュールもタイトだ」との認識を示したうえで、労働基準法の改正で来年度から建設業の残業時間に罰則付きの上限規制が設けられることについて、「万博の建設では(残業を)例外的に認めるなど、柔軟に対応してほしい」と求めた。
高橋副市長は、「国もしっかり把握している。すばらしいパビリオンが完成するよう可能な限り協力したい」と述べた。
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