神木隆之介が春らんまんの明治の世を天真らんまんに駆け抜けた植物学者・槙野万太郎を演じるＮＨＫ連続テレビ小説「らんまん」（月～土曜前８・０）の第５４回が１５日に放送された。ついに植物学雑誌は完成し、万太郎は田邊教授（要潤）に見せると、「なかなかいい雑誌じゃないか・・・私が雑誌を思いついたからこそ、こうして形になったわけだ」などと衝撃発言が飛び出す場面が描かれた。ネット上では「手柄を横取りする気か」「悪やなぁ〜」「自分の功績にする気か」「こういう手柄泥棒いる」などの声があがった。
★第５４回ネタバレ
万太郎（神木隆之介）は、石版に自らの手で植物画を描いて印刷し、ついに植物学雑誌は完成。田邊教授（要潤）もその出来栄えを認めるが、徳永助教授（田中哲司）らは田邊の言葉に違和感を覚える。その夜、牛鍋屋で雑誌創刊を祝った後、万太郎と竹雄（志尊淳）は、大畑夫婦（奥田瑛二・鶴田真由）に一世一代の依頼をする。万太郎から釣書を受け取った大畑は、張り切って白梅堂へ向かおうとするが…。
完成した植物学雑誌を見せると、田邊は「なかなかいい雑誌じゃないか。監督者としてうれしいよ。君に任せて良かった」と合格点を出す。ロシア行きの荷物に雑誌を加えることを大窪（今野浩喜）に指示すると、万太郎は「いやぁ～、うれしいですき！これで外国に指の先が届きます」と喜ぶ。すると、田邊は「あぁ。日本の植物学がやっと芽が出たと世界に知らせるいい機会だろう」と切り出し、「私が雑誌を思いついたからこそ、こうして形になったわけだ・・・学会誌にしようと言ったのは私だろう？・・・よかったじゃないか槙野君。私が雑誌作りを許したおかげでこうして見事作ることができたじゃないか」という場面が描かれた。
学生ら周囲は違和感を覚えるが、万太郎は「はい、ホンマにありがとうございます」と感謝の言葉を述べる・・・。こんな田邊の〝ご都合主義〟となった展開に視聴者は憤慨。「手柄を横取りする気か」「田邊教授、黒い」「悪やなぁ〜」「自分の功績にする気か」「こういう手柄泥棒いる」「田邊教授激ヤバだった」「全て自分の手柄にする気」「田邊教授に凍った」「田邊教授のえげつなさに凍りつく一同」「一気に悪者っぽくなってる」などの声があがっていた。
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