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Saturday, August 27, 2022

伊豆市が土肥地区に観光施設兼ねた津波避難タワー建設へ |NHK 静岡県のニュース - nhk.or.jp

伊豆市は、津波で深刻な被害が想定される土肥地区に、夏場に海水浴客らが避難できる場所が不足していることから、全国で初めて観光施設を兼ねた避難タワーを建設することを決めました。

伊豆市の土肥地区は、南海トラフの巨大地震で最大で10メートルの津波が到達すると想定され、静岡県は4年前、津波で深刻な被害が想定される「津波災害特別警戒区域」に指定し、津波に強いまちづくりが進められています。
こうした中、夏場に海水浴客らでにぎわう海水浴場の付近には避難できる場所が不足していることがわかり、伊豆市は海岸沿いに観光施設を兼ねた避難タワーを建設することを決めました。
避難タワーは高さ18.8メートルの4階建てで、展望スペースや飲食店などが入る計画で、ふだんは観光施設として使われますが、津波が起きた際には高さ10メートルを超える3階以上のフロアに1200人余りが避難できるとしています。
伊豆市によりますと、観光施設の機能を併せ持つ避難タワーは全国で初めてだということです。
伊豆市危機管理課は「土肥のシンボルとして身近な場所となるよう、地元の観光業者の意見を聞きながら施設の充実に取り組んでいきたい」と話しています。
この避難タワーは、来年12月をめどに完成する見通しです。

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