全国各地から集まった造形作家たちが矢掛町産のみかげ石を使って、公開で彫刻作品を作る催しが始まりました。
この彫刻の公開制作は、矢掛町で古くから切り出しが盛んな花こう岩の石材、みかげ石を使ってアート活動に取り組もうと、地元の造形作家らが企画して、平成28年以来、6年ぶりに開かれました。
初日の27日は、矢掛宿に設けられた会場で、県内のほか東京や沖縄などで活動する造形作家あわせて9人がカーンカーンというノミの音を響かせて、彫り始めました。
作家たちは、町民や観光客と会話を交わしながら、「矢掛の青みかげ石は固くて驚いていますが、頑張ります」などと話していました。
作業に見入っていた観光客の男性は「何万回とたたくことで完成する重みを感じて、こうした作品を見る目がこれから変わりそうです」と話していました。
実行委員長を務める彫刻家の松村晃泰さんは、「石の加工は大変ですが、楽しんで制作しているので積極的に声をかけて作家と交流してほしい」と話していました。
9人の作家は来月(9月)8日まで制作に取り組み、完成した彫刻作品は来月30日まで矢掛宿の通りに展示されます。
からの記事と詳細 ( 矢掛町で全国の造形作家が地元産のみかげ石使い 彫刻作品作り|NHK 岡山県のニュース - nhk.or.jp )
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