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福島県福島市の余目小学校で12月6日の給食に登場したのが「米粉パン」
これは、感染拡大で外食の需要が落ち込み価格が下落したコメの消費を後押ししようと福島市が新たに始めたもので、市産のコメが3割配合されている。
製造を請け負ったのは福島県福島市の「銀嶺食品」
普段は市内だけでなく、伊達市や会津地方にも学校給食用のパンを卸していて、多い時には1日7000個を製造している。
銀嶺食品 事業部・丹治俊幸部長:「年々コメの消費が落ち込んでいくなかで、少しでもコメの消費というものに貢献させていただいて、コメ農家とパン業界が一緒になって盛り上がっていければなと思っています」
しかし「銀嶺食品」が、学校給食用の米粉パンを製造するのは今回が初めて。
完成するまでには何度も試作を重ねる必要があった。
銀嶺食品 事業部・丹治俊幸部長:「小麦のみのパンよりも米粉を配合することによって、グルテンというものが入っていないものですから膨らむ要素がないんですね。なので小麦粉のみのパンよりも膨らます、もっちり感を出すっていうのにはなかなか技術が必要な工程です」
完成した「米粉パン」は、通常のパンよりもモチモチした食感が特徴ということで、子どもたちの「かむ力」の向上にもつながることが期待されている。
福島市は今後も、市内の小中学校の給食に米粉パンを提供し、年度内に5トンの消費を目標にしている。
からの記事と詳細 ( 消費拡大とかむ力の向上に期待 給食に米粉パン 価格下落のコメの消費を後押し<福島県福島市> - www.fnn.jp )
https://www.fnn.jp/articles/-/281111
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