Pages

Wednesday, December 1, 2021

最高にクレイジーな岡田准一に完全ノックアウト 映画『ヘルドッグス』公開決定|オリコン|北國新聞 - 北國新聞

 俳優の岡田准一が、2022年秋に公開する東映/ソニー・ピクチャーズエンタテインメントの共同配給で制作の映画『ヘルドッグス』で主演を務めることが決定した。監督・脚本は、『関ヶ原』(2017)『検察側の罪人』(2018)『燃えよ剣』(2021)など数々のヒット作を生み出す原田眞人が務める。

【動画】『ヘルドッグス』「どんな映画になる?」岡田准一のコメント映像

 『関ヶ原』『燃えよ剣』に続き原田監督との3作品目のタッグとなる岡田。監督と俳優という関係を超えた2人の信頼感で、作品に魂を注入する。また、岡田は本作でも技闘デザイン(アクション振り付け)を担当し、クランクイン前から原田監督と綿密な打ち合わせを経て、劇中のキャラクターの個性にあったリアルかつ創作的なアクションを振り付けている。

 同作で岡田が演じるのは、正義も感情も捨て、腕っぷし一つでヤクザ組織に潜入しのし上がる元警官・兼高昭吾(かねたか・しょうご)という今まで演じたことのない役柄。兼高は、愛する人が殺される事件を止められなかったというトラウマを抱え、闇に落ち、正義も感情も捨て復讐することにのみ生きていた男で、その闇と狂犬っぷりに目をつけた警察組織から、ヤクザ組織への潜入という危険なミッションを強要される複雑なキャラクター。

 伸び切った髪、無精髭に、タンクトップから覗く肩と腕に広がるトライバルタトゥー姿の兼高の姿は国籍不明なアウトローな雰囲気を醸し出しており、岡田の新境地が垣間見える。原作は、デビュー作『果てしなき渇き』で2004年の第3回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞した深町秋生氏による小説『ヘルドッグス地獄の犬たち』(角川文庫/KADOKAWA刊)。発売してすぐ“警察小説を超えた問題作”として話題になった本作を、監督自ら、主演に岡田をイメージしながら脚本を執筆し、原田ワールドを作り上げた。

 岡田は「撮影中にこれは完成したらどうなるんだろうと、ずっとシビレてました。どこにもあてはまらない、とんでもない作品になる事は間違いないと思います。さすが原田監督!この時代にこの映画がどう観られるのかそれが楽しみです」と期待の高まるコメントを寄せ、本作の手応えを見せる。

 原田監督は「心底カッケー潜入捜査官映画を撮ってやるぞと心に誓い、岡田准一さんに、野獣のごとき鉄拳極道潜入捜査官を演じてもらいたいと熱望し、コロナ禍で苦戦しつつも、ねばりにねばって完成することができました。男たちは美しく滅び、女たちは強く生き抜く、そういう闇の奥の隠し味も是非是非味わってもらいたい、と思っております」とコメントを寄せている。

■コメント全文
【岡田准一】
撮影中にこれは完成したらどうなるんだろうと、ずっとシビレてました。
どこにもあてはまらない、とんでもない作品になる事は間違いないと思います。
さすが原田監督! この時代にこの映画がどう観られるのかそれが楽しみです。

【原田眞人】(監督・脚本)
心底カッケー潜入捜査官映画を撮ってやるぞと心に誓い、岡田准一さんに、野獣のごとき鉄拳極道潜入捜査官を演じてもらいたいと熱望し、コロナ禍で苦戦しつつも、ねばりにねばって完成することができました。男たちは美しく滅び、女たちは強く生き抜く、そういう闇の奥の隠し味も是非是非味わってもらいたい、と思っております。

映画『ヘルドッグス』で主演を演じる岡田准一(C)NHK

映画『ヘルドッグス』で主演を演じる岡田准一(C)NHK

無断転載・複製を禁じます

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 最高にクレイジーな岡田准一に完全ノックアウト 映画『ヘルドッグス』公開決定|オリコン|北國新聞 - 北國新聞 )
https://ift.tt/3EdN41k

No comments:

Post a Comment