今年5月の豪雨で橋脚が傾いた岐阜県各務原市の川島大橋の撤去工事が12月1日から始まりました。

 工事は木曽川に架かる約340メートルの川島大橋を全て撤去するもので、撤去後に新しい橋に掛け替える計画です。

 川島大橋は今年5月から全面通行止めとなり、近くにある川島小学校と中学校の児童と生徒が徒歩ではなく市が用意したスクールバスで登校するなど、住民生活などに大きな影響が出ています。

 新しい橋が完成するメドは立っておらず、国土交通省は川島大橋の300メートルほど下流に、幅4メートルの歩行者用の仮設の橋を建設するとしています。