
豊かになることの実感から遠ざかってしまった日本
ユニークという場合、美徳的なことかもしれないし、世界標準で見たときにイタイことかもしれない。歴代の首相が掲げる「成長」という言葉が空々しく聞こえるほど、豊かになることの実感から遠ざかってしまった日本だが、その固有の「ユニークさ」から、成長を阻害している要因を分析してみたい。トピックは、企業行動のみならず、子育て、教育、人生観まで広げ、どうしたら明るく活力のある生き方ができるか、そしてその結果としてどうしたら活力ある日本を作ることができるかを考えてみたい。その過程で、さまざまな問いが発せられるだろう。例えばこんな具合だ。 なぜ日本では所得が増えないのか?なぜM&Aでの失敗がなくならないのか?なぜ中小・零細企業の後継者が見つからないのか?なぜガラケーの機能向上はできても、iPhoneを作り出すことはできなかったのか?英語学習に膨大な時間とコストを費やしても、なぜマスターできないのか?なぜ日本の若者は自己肯定感が低いのか?ワンオペ育児はなぜ発生するのか? 一見バラバラなこれらの問いも、リスクとリターン、リターンを得るための正しい努力、努力のための資源(時間)配分、というフィルターを掛けると実は共通項が見えてきて、日本人に固有の事象が見えてくるのである。そのようなことを解き明かしながら連載を進めて行きた。記念すべき第1回は「お金に対する教育」の話である。 それでは最初の質問である。あなたが子供の頃、親は自分の給与水準を教えてくれたであろうか? 月々の生活費やローンの支払金額を教えてくれたであろうか? もしあなたに子供がいる場合、上記を子供に教えているだろうか? ほとんどの人はNoというであろう。子供に正面切ってお金のことを教えないのはなぜだろうか?家計の一構成員として、子供がお金のことを学ぶ適正年齢はいつなのであろうか?
からの記事と詳細 ( 「お金の教育」の本質とは何か?(Wedge) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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