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Tuesday, November 16, 2021

JR松島海岸駅 新駅舎の利用開始|NHK 東北のニュース - NHK NEWS WEB

観光名所として知られる日本三景の1つ、松島町の松島の玄関口となるJR松島海岸駅で、新しい駅舎とホームがほぼ完成し、利用が始まりました。
景色を一望できる展望スペースも設けられ、観光需要の回復につながるものと期待されています。

JR仙石線の松島海岸駅は、90年以上前の昭和2年に建てられたかつての駅舎が老朽化し、バリアフリーにも対応していなかったことなどから、おととしから駅舎の建て替えが進められてきました。
そして、新しい駅舎とホームがほぼ完成し、15日から利用が始まりました。
新しい駅舎は鉄骨造り3階建てで、改札がある1階とホームがある3階部分を結ぶエレベーターが設けられたほか、おむつの交換台や緊急時の呼び出しボタンを備えた多機能トイレも設けられています。
また、1番ホームに直結した展望スペースでは、松島の風景を一望することができます。
東京から観光に訪れた女性は「観光船に乗りに来ましたが、駅がとてもきれいで驚きました。松島は大好きなので新しい駅が地域の活性化にもつながるといいと思います」と話していました。
12月はじめには駅周辺の観光情報を発信するスペースなども完成する予定で、新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ観光需要の回復につながるものと期待されています。

【新たな観光拠点として期待の声も】
新しい駅舎の利用が始まったのを受けて、地元の観光業の関係者からは新たな拠点として期待する声が聞かれています。
松島の風景を楽しむ観光遊覧船を運航する組合によりますと、新型コロナウイルスの影響で、遊覧船の利用客はことし9月には感染拡大前のおととしの3割程度に落ち込んでいましたが、首都圏で緊急事態宣言が解除された10月は、一般の観光客のほか修学旅行で訪れる県内外の生徒たちも増え、おととしの6割ほどまで回復したということです。
この一方で、原油価格の値上がりで運航する2隻の遊覧船の燃料となる重油代が大きな負担になっているほか、海外からの観光客がいつ戻るか見通せないなど、不安も続いているということです。
それだけに、真新しい駅舎が拠点となり、さらなる観光客の呼び込みにつながればと期待しています。
「松島島巡り観光船企業組合」の色川浩二専務理事は「新型コロナが落ち着いて客足が戻りつつあるが、経費の負担が大きく運営はぎりぎりの状態です。新しい駅は利便性が高いので、新たな拠点として観光客増加のきっかけとなるよう期待しています」と話していました。

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