RKK熊本放送
南関町で建設が進む太陽光発電所の工事現場から先月の大雨などで大量の土砂が周辺の農地や川に流れ出していることが明らかになりました。 土砂の流出が明らかになったのは、南関ソーラーファームが去年９月に着工し来年２月の完成を目指している太陽光発電所の建設現場です。 この開発を巡っては大雨の際、下流に流れる水の量を調整する池の整備を先に行うことが条件となっていましたが、南関ソーラーファームが工事全体を並行して進めていたため、県は今年７月に、調整池など防災設備以外の工事を中止するよう求めていました。 しかし調整池が完成する前に先月、大雨が降ったことで、今回の土砂流出につながったということです。 南関ソーラーファームは今後被害の状況を調査し、住民への補償を検討するということです。
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