山口さんは「『正義』とは何か？ 善か悪か？ 罪と裁きとは？ さまざまな人生が交錯しながら、人間としての普遍的な問いに挑む物語の中で、私は牧師という役を、初めて演じさせていただきます。聖書を通して『人はどう生きるべきか』を考えることは、新鮮な感動でした。法の道を歩む者、神の道を歩む者、それぞれの道を生きながら探し続ける、『正義』への答え……役を演じながら、私も自分の心に問いかけていきたいと思います」とコメントしている。
ドラマは、大門剛明さんの同名小説シリーズ（角川文庫）が原作で、亀梨さんは医師から転職した天才弁護士・鷹野和也を演じる。天才的な思考力と推理力を持つ鷹野が、冤罪の悲劇に苦しみながらも、数々の難事件の真相を暴き、事件に関わる人々の魂を救う本格法廷ミステリーで、奈緒さん、北山宏光さん、大政絢さん、佐戸井けん太さん、大島優子さん、萩原聖人さん、竹中直人さん、中村雅俊さんが出演する。
山口さん演じる静子は、東京都北区・師団坂付近にある師団坂教会の女性牧師。師団坂法律事務所の創設者でキリスト教徒の佐伯真樹夫（中村さん）とは旧知の仲であり、幼いころに母親を亡くした真樹夫の娘・芽依（奈緒さん）のことを、母親のように公私にわたり気にかけている。同じく幼いころから教会の日曜学校に通っていた雨宮久美子（大島さん）に真樹夫を紹介したのも静子である。鷹野（亀梨さん）とは、雨宮の紹介で知り合った。真樹夫亡き後、鷹野と雨宮、芽依のことを優しく見守っている……という役どころとなる。
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