■創刊にあたって
新型コロナウィルス感染症のパンデミックは「写真」にとって、一つのターニングポイントとなりました。特に、老舗写真雑誌が相次いで休刊したことは、写真家・写真愛好家にとって 、ショッキングな出来事として記憶されています。
私たち『FOTO ARC』の編集スタッフは、2021年9月、写真を愛する人と共に未来の写真を創造するため、新たなフォト雑誌を創刊しました。写真は、写真家や写真愛好家のためだけにあるのではなく、創作活動するすべての人たちに深く関わってるいるものです。私たちは写真を媒介に、写真技術や記録という価値に留まらない新たな解釈やあり方を発想し、 共有していきたいとの想いを持っています。
■『FOTO ARC』に込められた想い
あなたにとって「方舟」とは?
3兆5千億の写真の洪水にあらがいながら、 私たちは小さな舟を作り始めました。
洪水が写真の巨城や高塔を次々に押し流していく、いま、 ようやく小舟を浮かべることになりました。
果てしない濁流を漂う写真の方舟です。
この方舟は、誰でも、ジャンルを問わず、クルーとして乗り組むことの出来る舟です。
<『FOTO ARC』Prologueより>
■『FOTO ARC』編集部
フォト雑誌『FOTO ARC』の船出は、この雑誌をご覧いただいた方と共にあります。 2020年秋、この雑誌のコンセプトが発案されました。今回のFOTO ARCチームは、角川kousuke、大和田洋平、石黑健治です。Vol.2以降はメンバーを固定せず、様々な方に関わりをもっていただければと思っています。
角川 kousuke KOUSUKE KAKUGAWA
2012年写真を本格的に始める。オリンパスギャラリー、neuro tokyo、Instituto Celvantes Tokio、Park Hyatto Mendoza(Argentina)、OGU MAG等13回展示開催。 2019年5月初の写真集『HYPER JET'AMIE -ハイパージュテーム- 』発刊。
大和田 洋平 YOHEI OWADA
横浜国立大学在学中、音楽批評誌『エスプレッソ』編纂。卒業後IT系出版社に入社し、編集の修行。現在に至る。LITTLE MAN BOOKS主催。編集、出版、評論を主たる業とする。
石黑 健治 KENJI ISHIGURO
桑沢テ゛サ゛イン研究所出身。1959年、写真協会新⼈奨励賞受賞。主な写真展に『不幸な若者たち』『ナチュラル』『琉球弧物語抄』『HIROSHIMA 1965』 なと゛。主な写真集に『広島HIROSHIMA NOW』(深夜叢書社)、『ナチュラル ONENESS』(ノーヘ゛ル書房)、『沸騰時代の肖像 PORTRAITS OF THE 60s』(文遊社)、『不思議の国』(彩流社)、『青春1968』(彩流社)なと゛。その他、映画『⼈間蒸発』(今村昌平 監督)の撮影担当。『無⼒の王』(東映セントラル)監督。演劇『端縫いのクニマス』の脚本・演出(公演・麻布区民センター)
■雑誌概要
[発売日] 2021年9月25日(土)
[価格] 2,200円(税込)
※全国の主要書店、Amazonにて販売中
https://amzn.to/3hXQsEH
[代表] 角川kousuke
[編集人] 大和田洋平
[発行者] 竹内淳夫
[発行所] 株式会社彩流社
東京都千代田区神田神保町三丁目10番地 大行ビル6階
TEL:03-3234-5931
FAX:03-3234-5932
■FOTO ARCからのお願い
『FOTO ARC』て゛は、次号以下に向けこ゛協⼒いたた゛ける⽅を探し求めています。写真家た゛けて゛なく、詩⼈、画家、音楽家なと゛あらゆる表現者か゛集い、写真を中⼼に新たな誌⾯を創ってくことを⽬指します。 こ゛興味のある⽅は、公式サイトからお問い合わせくださるようお願いします。
【本件のお問合せ】
株式会社フブキ FOTO ARC編集部
[お問い合わせメールアドレス] fotoarc2021@gmail.com
[公式WEB] https://www.fubuki.com/fotoarc
からの記事と詳細 ( 写真に写っていない「何か」を探る 新フォト雑誌『FOTOARC(フォトアーク)』創刊 - PR TIMES )
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