どれくらい放置するとガソリンの品質は劣化するのか
環境技術の向上により、クルマの燃費性能は年を追うごとに向上しています。週末しかクルマに乗らない、という人であれば、給油の頻度は月に数回という人もいるかもしれません。 【画像】給油口の中身ってこうなってるの!? 意外な構造を見る!(13枚) 一方、ガソリンの使用量が減ることで、燃料タンクのなかに同じ燃料が放置される期間が長くなることが懸念されます。ガソリンはどれくらいの期間で使い切った方がよいのでしょうか。
そもそもガソリンは劣化するのかそうではないのか、という疑問について、石油連盟の広報担当者に聞いたところ次のように説明します。 「ガソリンは、劣化するのかしないのかという観点でいうと、劣化します。劣化の程度は、酸化劣化によって生成された過酸化物の濃度によって、測定することができます」 では、ガソリンはどれくらいの期間のうちに使い切った方が良いのでしょうか。 「ガソリンの使用推奨期間について、当連盟ではとくに定めておりません。理由としては、ガソリンはかなりの危険物であるため、一般的な使用においては備蓄することを想定していないことが挙げられます。 一方、災害時の備蓄需要がある灯油について、当連盟では半年とアナウンスしております。そのため、ガソリンもおおむね同じと考えていただければと思います。 とはいえ、半年を過ぎたらすぐに使えなくなってしまうものではなく、半年から1年のスパンで劣化が進んでいくとお考えください」(石油連盟 広報担当者) ※ ※ ※ クルマに乗らない期間が極端に長くならなければ、ガソリンの劣化に対してそれほど神経質になる必要はないといえます。 しかし、年月をかけてゆっくりと品質が劣化していくというのは事実なので、何らかの事情でクルマを長期間放置する場合は注意が必要です。
ガソリン“ほぼ”使わないクルマの場合はどうなる?
環境性能に優れたクルマのひとつとして、近年ではプラグインハイブリッド車やレンジエクステンダーEVが存在します。 エンジンとモーターの両方が搭載されているほか、外部充電が可能で、エンジンを使わずに一定の距離を走行できるのが特徴となります。 その場合、同じガソリンが長期間燃料タンクに入りっぱなしになることも考えられますが、何らかの対策は取られているのでしょうか。
からの記事と詳細 ( ガソリンはナマ物? 放置後何か月で劣化するのか 燃料“ほぼ”使わない車の対策とは(くるまのニュース) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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