「天下とったる」みたいな同期の中で「天下とは?」と思っていた
――ヒコロヒーさんは愛媛出身ということで、私も同郷なので、あの町からどうやってヒコロヒーさんという芸人さんが生まれたのかに興味がありまして。自身のキャッチコピーでも「地元のツレ」って言われてますけど、学生時代はどんな感じでしたか? ヒコロヒー「高校時代はガソリンスタンドでバイトしてて、そのままそこに就職しようと思ってたんですけど、どうしても親が大学に行ってくれということで進学しまして。ぜんぜん勉強してなかったので、自分でもようやりましたねって思います。学校の友達よりは地元の友達と遊んでる感じでした」 ――芸人になる気はなかったってことですけど、それでもけっこうテレビは見てたんですよね? ヒコロヒー「好きでした。人並みにお笑いが好きっていう感じでしたね。世代的に言うと『めちゃ×2イケてるッ!』とか『笑う犬の生活』を見てた感じで、高校になると芸人のラジオを好きになって、ブラックマヨネーズさんの『ずぼりラジオ』とか、くりぃむしちゅーさんの『オールナイトニッポン』とかを聞いてました」 ――その後、大学で松竹芸能の方にスカウトされて養成所に入るってことなんですけど、そのときってどんな気持ちでした? ヒコロヒー「そのときがちょうど就職活動が始まる時期で、インターンとかもみんな始めるタイミングだったんですね。私はラジオとか映画が好きだったので。松竹というと、映画にも関係があるから、役に立つんじゃないかってことで、もらった名刺を見て連絡して。そしたら(松竹芸能の)養成所という、わけのわからん小さい部屋で、若者たちが「天下とったる」みたいな顔して集っているところに入ることになって、なんなんだろうこれはというところからスタートしました。私は「天下とは?」という感じでした」
からの記事と詳細 ( 【芸人ヒコロヒー】ネタの着想は、何かを見たときに感じる違和感から(VOCE) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
https://ift.tt/33AOySO
No comments:
Post a Comment