ブラバスだから可能な素早いエンジンチューニング
ブラバスから、新型「Sクラス(W223)」対応のチューニング・プログラムが早くも登場した。これまでもメルセデス・ベンツをベースに、常にパワフルでよりダイナミック、そして個性的で高級感のあるモデルをクリエイトしてきたブラバスだが、最新のW223型Sクラスに、はたしてさらなるチューニングの余地はあるのか。さっそくそのプログラムの詳細を検証していくことにしよう
ブラバスが、他社に対してまず大きなアドバンテージとしているのは、エンジンチューニング・プログラムの多彩さだ。その数は間違いなく世界最多であり、そのなかにはもちろんW223用ユニットも含まれている。
今回発表されたのは、ガソリンモデルの「S500 4MATIC」用に搭載される「BRABUS B50-500 PowerXtra」と、「S400 4MATIC」用の「BRABUS PowerXtra D40」の両プログラムだ。
ISG付きの3リッター直列6気筒ガソリンターボエンジンをベースとするBRABUS B50-500 PowerXtraプログラムは、車両の電子機器に統合されており、その最高出力はノーマルの435psからプラス65psの500psにアップした。さらに最大トルクも70Nmが増強され、590Nmを達成することになった。
ちなみにこのパワー増強は、ブラバス独自のECUの特別なマッピング、そしてブースト圧の増加によるものであるという。結果、S500 4MATICの0−100km/h加速はわずか4.7秒に短縮。ただし最高速はリミッター制御により250km/hに制限されたままとなる。
一方3リッター直列6気筒ディーゼルターボエンジンがベースとなるPowerXtra D40プログラムは、2500rpmという低回転で370psの最高出力(ノーマル比でプラス40ps)と、750Nm(同プラス10Nm)を得ることになった。
そもそもメルセデス・ベンツ製の3リッターディーゼルエンジンは、最高出力を3600−4200rpmで発揮するキャラクターだったが、ブラバスはこれを2500rpmにまで引き下げることに成功。0−100km/h加速は5.2秒で、最高速はリミッター制御の250km/hと、ガソリンのS500と比較しても遜色のない動力性能を得ることに成功している。
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