松村太郎の「アップル時評」ニュース解説・戦略分析 第133回
2021年03月01日 09時00分更新
Apple Carは、「Project Titan」などと言われていたころから期待を集めていた新しい製品カテゴリでした。
2021年1月には、韓国の自動車メーカー現代(ヒュンダイ)と起亜(キア)が、アップルの電気自動車の製造を担当するというニュースが流れ、具体的に、現代グループが持っている電気自動車プラットホームを活用するということが取り沙汰されました。
しかし後になって、前述の2社は、アップルと製造の提携に向けた交渉をしていないという情報が伝わりました。不可解なことに「接触はしたが、継続協議はしていない、あるいは協議は不調に終わった」という情報が、日本の自動車メーカーを含む、世界中から伝わってきました。
このニュースに関連して各社の株価が反応して上下するため、あまり正常な状態ではないなと思う一方、アップルの自動車事業への注目度の高さがうかがえました。世の中は、「iPhoneの教訓」にすっかりとりつかれてしまっているように見えます。
2024年頃に実際に発売されるのではないか? という具体的な時期もささやかれ始めたApple Carについて、少し考えてみたいと思います。
からの記事と詳細 ( アップル「Apple Car」とはそもそも何か (1/4) - ASCII.jp )
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