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Saturday, February 13, 2021

ビットコイン500万円超えで思い出したあの人 - ギズモード・ジャパン

kesanakhir.blogspot.com

1ビットコインがとうとう500万円超え!

ドイツ出身サンフランシスコ在住プログラマーのStefan Thomasさんが、2011年にビットコイン紹介アニメ(下)を制作したときの謝礼が7,002ビットコインなので、今換金すれば350億円! 一生遊んで暮らせます。

2011年に7,002ビットコイン(当時は150万円程度)で制作した動画

ところがウォレットを保管したUSBフラッシュドライブのパスワードがどうしても思い出せなくて、Stefanさんはビットコイン急騰のニュースを呆然と眺めるばかりの毎日です。いろんなパスワード紛失トラブルがあるけど、これは痛恨の極みですよね。さすがに寝るときにはついつい思い出したりするそうです。か、考えたくない…。

10回間違えると永久ロック

保管したのはIronKeyの暗号化USBフラッシュドライブです。10回入力を誤ると資産は永久にロックされます。もう8回失敗したので、残りわずか2チャンス。IronKey社にも相談したけど打つ手はないと言われてしまいました。最近はもはやあきらめを通り越して達観の境地で、TVで見せる笑顔は清々しくさえあります。

1月12日付けNY Timesによると、全世界に存在する1,850万ビットコインのうち2割はパスワードを紛失したり、思い出せなくなって換金できなくなってるらしく(Chainalysis調べ)、パスワード探しを手伝う会社には前月の5倍の1日70件もの相談が舞い込んでいるのだそうな。その後の1カ月でまたまたビットコイン相場は高騰したので今はもっとでしょうね。

ドイツでは死んでも口を割らない詐欺師が登場

そんななか、ドイツでは警察が詐欺師から押収した1,700ビットコイン(約85億円)をどうしてもアンロックできない案件が起こって、今月世界のニュースになりました。

捕まったのは、無断で第三者のパソコンの処理パワーを拝借してマイニングに励んでいた男。詐欺罪ですでに服役中なのですが、いくら取り調べで口を割らせようとしても、頑としてウォレットの暗号鍵を解除するパスワードを教えてくれないのです。Reutersからの取材に対し、Sebastian Murer検事は「われわれも尋問したが教えてくれなかった。もしかしたら覚えてないのかもしれない」と答えています。…おい!

Sources: Inside Edition, NY Times, Reuters

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