Kesan Akhir: スキー場に「動く歩道」七尾コロサ積雪不足でも営業可能に

Saturday, October 31, 2020

ゲレンデに整備が進む動く歩道を視察する理事ら＝七尾市多根町の七尾コロサスキー場で

　七尾市多根町の七尾コロサスキー場のゲレンデに整備が進む「動く歩道」が、十一月上旬にも完成する見通しとなった。ゲレンデを運営する湖畔公園コロサ管理組合の理事らが三十一日、現場を視察し、工事の進捗（しんちょく）状況を確認した。

　コロサスキー場は二〇一八、一九年度と二年続けて、圧雪車とリフトを動かす目安の積雪五〇センチに達さず一般営業できなかった。白根熙之（ひろゆき）事務局長は「毎年降雪はあるものの、リフトを動かせないため営業できない」と苦渋の表情を浮かべる。

　一方で「動く歩道」は積雪五〇センチに届かなくても運行。このため、積雪不足でリフトが動かなくても営業が可能になる。白根さんは「今冬は大雪も期待できる。久しぶりに全面営業したいね」と語った。

　動く歩道は長さ百メートル。スキー板を履いたままでも乗れるという。今季は十二月二十六日オープン予定。

　　（稲垣達成）

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