決め手はスポーティ＆レトロ
▲右／千鳥ジャケット¥132,000（DE PETRILLO／アイネックス）、ニット¥23,000／MORGANO、パンツ¥29,000／BERNARD ZINS（ともにビームス 六本木ヒルズ）、Tシャツ¥7,800（SLONE／スローン） その他はスタイリスト私物
左／紺ジャケット¥143,000／DE PETRILLO、ニット¥31,000／COOHEM、シャツ¥25,000／BAGUTTA、パンツ¥37,000／PT TORINO（すべてビームス 六本木ヒルズ）
ジャケットスタイルを硬く見せない要点として、スポーツミックスの手法がある。テニスにゆかりのあるチルデンセーターを取り入れつつ、ドレスシャツではない軽快なＴシャツを着込むようなコーディネイトは、その若々しさとテーラードジャケットが持つ品格とのバランスが丁度良い配分となる。しかし、こういったモダンな着こなしがすべてのジャケットで完成するわけではない。デ ペトリロらしいソフトな仕立てに加え、白地にグレーのハウンドトゥースチェックという、ありそうで意外に見つけられない柄いきもまた、軽妙さを生む起点となっているのだ。
硬さを排除するもうひとつの今季らしい手法として見逃せないのが“ビンテージ･エッセンス”の導入だ。クラシカルなジャケットにトラッドなシャツ＆ニットの構成では、どうしても硬さのあるルックスになりがちだ。80年代風のレトロ感あるカーディガンやオープンシャツを取り込むこのようなハズしの手法にて、カジュアルダウンを狙うコーディネイト術もぜひマスターしておきたい。
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March 18, 2020 at 08:00AM
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モダンブリティッシュを捕獲せよ︕ デ ペトリロのジャケット＆スーツが熱い - GQ Japan
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