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Wednesday, February 26, 2020

何かが起きる?「ワンターン1800m」/コラム(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース

29日に行われるサウジC(ダート1800メートル、キングアブドゥルアジーズ)は地元勢を加えてフルゲート14頭で争われる模様です。

英国のブックメーカー各社は米国のマキシマムセキュリティ(牡4、父ニューイヤーズデイ)とマッキンジー(牡5、父ストリートセンス)の優勢を予想しており、日本のクリソベリル(7番人気)とゴールドドリーム(12番人気)については正しい評価がされていない印象です。

米国のベルモントパーク競馬場をお手本につくられたキングアブドゥルアジーズ競馬場はダートの一周(左回り)が約2000メートルという大きな競馬場。サウジCは国際競走では珍しい1800メートルが舞台で、尚かつそれがワンターンのコースであることが重要な要素になっています。

出走予定の14頭のうち、ダートの1800メートル戦に優勝経験があるのはクリソベリル、ゴールドドリームを含む9頭。1番人気が予想されるマキシマムセキュリティは2戦2勝、2番人気のマッキンジーも4戦2勝、2着2回と実績がありますが、それらはともにコーナーを4度通過するツーターンの競馬でした。

一方、地元馬以外でワンターンの1800メートル戦を経験しているのが、米国の古牝馬を代表して臨むミッドナイトビスー(牝5、父ミッドナイトリュート)です。同馬は昨年9月にベルモントパークで行われたG2ベルデイムSを1分48秒86という好タイムで制しており、ワンターンならば牡馬相手でも遜色ない競馬が見られるかもしれません。

ダート大国の米国のトップがそろって出走するのですから日本の2頭にとって壁は厚そうですが、そこに破綻があるとすれば、一発勝負で100万ドル(サウジCの騎手取り分は優勝賞金の10%、約1億1000万円)がちらつく騎手心理から生じるハナ争いの激化でしょう。

ほとんどが未知のワンターンの1800メートルですから何が起こっても不思議はありません。

【奥野庸介】(ターフライター、ニッカンスポーツ・コム/極ウマコラム「ワールドホースレーシング」)

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