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Sunday, May 26, 2024

首里城正殿 再来年秋完成に向け 古式にのっとり「工匠式」|NHK 沖縄県のニュース - nhk.or.jp

火災からの再建工事が進められている那覇市の首里城正殿で、屋根などを整える作業が終わり、27日、古式にのっとったかたちで式典が行われました。
今後、瓦ぶきなどが行われ、再来年の秋に完成する予定です。

5年前の火災で焼失した首里城正殿の再建工事では、去年の年末に建物の骨格が完成したのに続き、このほど、屋根や軒廻りを整える作業が終わりました。

27日は、工事を行ってきた宮大工や関係者などあわせて80人が集まって、平安時代から伝わる「工匠式」が行われました。

参加者たちは、まず、正殿の向きや位置に誤りがないことを確認したあと、全員で屋根の1番高いところにつける木材の「棟木」を綱で引き上げるような動きを行いました。

そして、建物の末永い安泰を祈りながら、掛け声とともに槌で棟木を納めていました。

宮大工の近藤克昭棟梁は「建物を建てていくうえで1つの区切りなので、こういう日を迎えることができて本当にうれしいです」と話していました。

また、今回の工事を担当した会社の奥村耕治工事長は「工事はまだ2年半ありますので、一度ここで引き締めて進んでいく意味できょうの日を迎えられてよかった」と話していました。

首里城正殿は、ことし夏ごろから瓦ぶきや外壁の塗装が行われ、再来年の秋に完成する予定です。

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