六ヶ所村にある再処理工場など核燃料サイクル施設の事業者の日本原燃は、新型コロナ対策で取りやめていた村内の全世帯を訪問して、安全対策などを直接住民に説明する取り組みを4年ぶりに再開させました。
六ヶ所村のすべての世帯を訪問して核燃料サイクル施設の安全対策などを直接説明する取り組みについて日本原燃は新型コロナ対策のため、2020年度から取りやめていましたが、今年度から4年ぶりに再開させることになり、その様子を報道陣に公開しました。
このうち、尾駮浜地区の住宅などを訪れた社員は、再処理工場で事故が起きた場合も、高レベル放射性廃液などの冷却機能を維持するため水を移送するポンプ車を配備していることや災害時に、施設の近くにある沼から水を移送できるようなルートを確保していることなど工場の安全対策について説明をしていました。
説明を受けた住民は「工場が完成するのを待たされているので早くしてほしい。その後は何より安全を第一に操業してほしい」と話していました。
日本原燃地域交流グループ担当の三國成美さんは「事業に関わっていない人たちは事業について理解が難しいと思うので、自分たちのことばでわかりやすく安全対策などについて伝えていきたい」と話していました。
この取り組みは来月15日まで行われ、日本原燃は村内およそ3400戸を訪問し、事業への理解を求めていくとしています。
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